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一般工業関連

マツモトマイクロスフェアー®MFLシリーズ

製品名

【高分子中空微小球コンポジット(商品名:マツモトマイクロスフェアー®MFLシリーズ)】

概要

マツモトマイクロスフェアー®MFLシリーズは新しい機能性添加剤として開発されたプラスチックマイクロバルーンの表面を不活性無機粉体でコーティングしたハイブリッド中空微小球です。

高分子中空微小球コンポジット

マツモトマイクロスフェアー®MFLシリーズは超軽量の中空微小球なので最終製品の軽量化とコストダウンに寄与します。また、製品組成物中の固形分容積を増やし、さらには溶剤(スチレン等)濃度を減らすことにより製造過程でのVOCの放出を減少させます。

マツモトマイクロスフェアー®MFLシリーズは、弾性シェルを有し、製造・使用工程でのせん断力で壊れません。MFLの熱可塑性シェルは高スピードで微小球を壊す事無く混ぜることができ、また高圧スプレーも可能です。

無機粉体のコーティングにより混和性が上がります。

最終製品にノコギリをひく、やすりをかけることが容易になり、クギやネジの保持性が良くなります。殻膜が薄く柔らかいので、バイトなどの刃物の損傷を防ぎます。

粒子が球状の弾性体なので最終製品の機械的強度を維持します。機械的なストレスを均一に分散させる事ができ、その結果製品の引張り、曲げ及び衝撃に対する強度を高めます。

製品データ

プラスチックマイクロバルーンの表面が、炭酸カルシウム、タルク、酸化チタン等の粉体でコーティングされています。

銘柄表

銘柄 平均粒子径
μm
シェル組成
/無機粉体
真比重 耐熱性
耐圧性
MPa
耐スチ
レン性
MFL-80GCA 10~30 AN系コポリマー
/炭酸カルシウム
0.20±0.05 140~150 >20
MFL-100SCA 20~40 AN系コポリマー
/炭酸カルシウム
0.20±0.05 150~160 >20
MFL-30CA 30~60 VCl2–AN系コポリマー
/炭酸カルシウム
0.15±0.05 80~90 >20 ×
MFL-60CA 50~70 AN系コポリマー
/炭酸カルシウム
0.12±0.04 140~150 >20
MFL-100CA 80~110 AN系コポリマー
/炭酸カルシウム
0.13±0.03 160~170 >20
MFL-100SCAB 20~40 AN系コポリマー
/表面処理炭酸カルシウム
0.20±0.05 150~160 >20
MFL-80GTA 10~30 AN系コポリマー
/タルク
0.20±0.05 140~150 >20
MFL-30STI 10~30 VCl2–AN系コポリマー
/酸化チタン
0.20±0.05 80~90 >20 ×

評価方法

  • 耐スチレン性:スチレンモノマーに50℃で、30日間浸漬した後の比重変化で判定。
  • 耐熱性:オーブン中で加熱して真比重の増加が始まる温度で示す。
  • 耐圧性:試料を水中に分散させた容器にエアレスポンプで加圧後、開放して真比重を測定し、

その値が回復率90%以上を示す圧力。(加圧下では圧縮されるが開放することにより復元する)

用途例

塗料及びコーティング材、接着剤及びシーリング材、補修用パテ、注型不飽和ポリエステル、FRP、レジンコンクリート、セメントコンクリート、電線コンパウンド、爆薬の鋭感剤、化粧品

レジンコンクリート・セメントコンクリート;木材並の軽量化とともに、耐凍害性、釘打ち性の向上
自動車アンダーコート塗料;耐チッピング性を保持し軽量化
プラパテ、合成木材;コストダウン、軽量化、研磨性向上
スラリー爆薬 ;鋭感性向上
FRPスプレーアップ゚;軽量化、コストダウン、脱泡性向上
シーリング剤;軽量化、コストダウン
断熱材;軽量化、断熱性、耐火性

開発までの経緯

従来の既膨張品であるF-E、の乾燥品では、ハンドリング性が悪く、粉立ちに苦労していた。
プラスチックマイクロバルーンの表面を無機物体でコートすることにより、粒立ち性が抑制され、ハンドリング性が格段に向上した。